久しぶりの更新です。今、ネットが使えない環境で暮らしているので気がついたら一ヶ月さぼってしまいました。あんまり書かないと、このブログ閉鎖になってしまいますね。あぶなかったー。
ケータイで見つけたイタリア料理のお店。ランチコースもそんなに高くないし、自分が入っても違和感なさそうな感じがしたから行ってみました。
おなかが満足するくらいのお昼ごはん食べられればいいやと思って特別期待していなかったけれど、産地の食材を使っているようで、メニュー選びはちょっと楽しい。ノンアルコールのドリンクを聞いたら、辛口のジンジャーエールありますっていうから、聞いたらやっぱしウィルキンソン!水のグラスもひそかにリーデル使ってるあたり、かなりこだわってる店だってわかった。よくみると、ワインセラーがどーんとあるし。店はひげで細身のシェフとサービスが奥さんらしき人で、二人でやってるみたいだけど、それでこんだけでっかいワインセラーをおくなんてすごいなって思った。ひとりひとりにくばられてるランチョンマットもベージュの皮製で、品がよくて、店内のカーテンとか内装もセンスくて、音楽も洋楽の名曲をボサノバでカバーしたオムニバスみたいなのがかかってて、ふんいきもすごくよかった。
ウィルキンソンが、よく冷えた細身でスマートなグラスに入って登場。いただきます。
前菜が産地の旬の食材の盛り合わせ。何が出てくるか。
初カツオ、レタスとか葉っぱに自家製ドレッシング、イタリア風焼きナス、イタリア風オムレツプロッコリとじゃがいも入り、カプレーゼが、白いシンプルな四角いプレートにちょこちょこと。味付けは、イタリア味ってこんな感じなんだろうな、って感じ。ドレッシングもしっかり味がつけてある、って感じ。
カツオだって、和食とはちがう味のつけ方。しょうゆで食べるのとはちがうね。これもカルパッチョって呼んでいいのかな。
オムレツも、ブロッコリとかじゃがいもの味がするのに、薄くなく、でも塩味は気にならず、プロの料理って感じ。ああ、前菜がおいしいとメインへの期待も高まるんだって勉強になった。
もともと高くないから、値段を考えずにとにかく食べたいもの選んでみたから、次はパスタで、その次がメインのあしたか牛。
パスタはカルボナーラとかボロネーゼとか定番もの3種類と、週変わりのが3種類。
アジと水菜のパスタを選んでみた。だって、アジと水菜なんて、自分ではそいつらをメインの食材にしておいしいパスタにしろなんて言われたってわかんないし。どんなものがでてくるんだって思って。
きた。オイル系パスタだった。唐辛子の輪切りが入ってて、ガーリックが使われてる。ペペロンチーノの変形かな?アジは身がふんわりとして、下味もキュっと入ってて、水菜は生でぱらぱら入ってるんだけど、けっこう存在感がある。水菜のパスタです、って言っても納得できた。こんなに水菜の味が引き立ってるのって、やっぱ上手だな、って思う。
あしたか牛は、ローストビーフみたいに薄く切ってあって、そこに生野菜がふんわりのってて、味の濃いトマトの六つ切りと、かんなで削ったようなチーズがぱらぱらってのってて。うすいけど、けっこう噛むのが大変。歯が悪い人だったら、歯が2~3本ゆらいでしまうかも。
でも、おいしい。
デザートは、なんとかかんとかプリン。知らないイタリアデザート名だから聞き取れなかった。
とにかくプリン。
でてきたのは、四角いケーキみたいなかたそうなプリンと鮮やかなフランボワーズのソルベ。
なんとかプリンは半分凍ったアイスとプリンの中間みたいなデザートだった。日本のぷるぷるしたプリンとは、まったく別物。卵と牛乳を使った、なんかそういうお菓子だった。
表面は、フランベされてて、ちょっとパリッとしてた。
エスプレッソでほっとして。
なんか、隣のテーブルのカップル、どうやらイタリア料理シェフの日高さんだったみたい。
店の人が話しかけてて、はじめましてどーもどーも、みたいになってた。
私服で平日モードで、あまりにもナチュラルだったから、シェフとは思わなかった。
有名人って、くつろぐのも誰かにみられてしまうもんなんだ。
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