今日は新作映画の話です。
最近話題があっちこっち飛んでますが、この映画は食まわりの話なので、ブログの趣旨にちゃんと寄り添ってますからねー。
かもめ食堂は、フィンランドはヘルシンキの食堂を舞台とした、軽いタッチのヒューマンドラマです。主演は、小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんです。
食堂があって、お店の人がいて、お客さんがきて。
毎日通ってくれる日本好きフィンランド人の兄さんがいたり、気に入ってたまりばにしてくれるおばちゃん3人組がいたり、なんだかコワイ顔して窓の外から毎日じっと店内を見てくるおっそろしげーなおばちゃんがいたり、お店でいつの間にか自然に一緒に働いてる人がいたり。
この映画、3年前くらいにみてたら、きっと全然おもしろさがわからなかっただろうなぁ。いい味だしてて、しみじみと面白い。とくに個人的におすすめは、片桐はいりさんの、窓から覗き込んでくるおばちゃんが来たときのびっくりした顔!あれは、とっても見る価値あり。あんなにびっくりしてる人、なかなか見れないです。とっても貴重です。
もたいまさこさんの、丁寧な笑顔としゃべりも、鏡のように映してまねしてみせましょうといいたくなるかもしれませんね。派手かしら?と着てきて、そんなことないですお似合いですよと言われるおニューの服も、みなさん心の中でうなずきながら見ることでしょう。
小林聡美さんの、一本背負いと、いらっしゃいませの上手さと、度胸のよさも、みて盗めの境地です。
そうそう、フィンランド人くんのTシャツも、楽しい見どころですね。
今日は、金曜日ということで、映画館はレディースデイで、女性客ばかりで込み合っていました。ふむふむ。半額で見られるのだから、この機会は逃しちゃいかんですね。
かもめ食堂http://www.kamome-movie.com/
4/18/2006
さより
細長い体をもち、淡白な味がし、漢字では針魚と書くさより。
さよりって、愛嬌ある顔ですね。
下あごだけ長ーく伸びているので、英語では半分のくちばしという意味のhalfbeakというそうです。自分、さよりの敵の魚じゃなくてよかった。半分のくちばしでつつかれたらいやですから。
人間は、さよりが細いからって、巻いちゃいます。結んでお吸い物にいれちゃったりもします。細い魚にもちいる串の打ち方で、両妻折りといわれる方法を使って焼き物にもなっちゃいます。
(両妻折りは、三枚おろしにした魚の皮目を下にして、身の両端を折り曲げて串を打つ方法です。参考URLhttp://www.kyotoya.com/ryourimanyuaru1.html)
どこかの筋肉料理人さんは、藤造りという方法でお造りにしていました。
(筋肉料理人の料理トレーニングhttp://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-category-40.html)
旬は春で、1月?4月に出回ります。4月?8月は産卵の時期です。
世界には85種類、日本の周辺には11種類います。
一番目にする「さより」は、北海道の南からの日本各地(琉球と小笠原を除く)と沿海州、朝鮮半島、黄海にいて、一番なんだろうくんに似ている「せんにんさより」は長崎と琉球列島と小笠原以南の西武大西洋、東部インド洋にいます。「なんようさより」は本州中部以南のインド洋?太平洋の熱帯から温帯にいて、さよりのなかではわりとスマートじゃないボディの「ほしざより」は伊豆半島以南の日本海各地からインド洋?太平洋の温帯?熱帯に広くいます。
…と、途中から辞書丸写しみたいになりましたが、北の方を泳ぐやつはわりと体が締まっていて、あったかいところにいるやつは、比較するとぶよーんとふくれてて、いくらかゆるんでるように見えます。
厳しい環境にいると締まってきて、穏やかになれば身もゆるんでくるって感じでしょうか。
なんでも理由があるんですね。
さよりって、愛嬌ある顔ですね。
下あごだけ長ーく伸びているので、英語では半分のくちばしという意味のhalfbeakというそうです。自分、さよりの敵の魚じゃなくてよかった。半分のくちばしでつつかれたらいやですから。
人間は、さよりが細いからって、巻いちゃいます。結んでお吸い物にいれちゃったりもします。細い魚にもちいる串の打ち方で、両妻折りといわれる方法を使って焼き物にもなっちゃいます。
(両妻折りは、三枚おろしにした魚の皮目を下にして、身の両端を折り曲げて串を打つ方法です。参考URLhttp://www.kyotoya.com/ryourimanyuaru1.html)
どこかの筋肉料理人さんは、藤造りという方法でお造りにしていました。
(筋肉料理人の料理トレーニングhttp://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-category-40.html)
旬は春で、1月?4月に出回ります。4月?8月は産卵の時期です。
世界には85種類、日本の周辺には11種類います。
一番目にする「さより」は、北海道の南からの日本各地(琉球と小笠原を除く)と沿海州、朝鮮半島、黄海にいて、一番なんだろうくんに似ている「せんにんさより」は長崎と琉球列島と小笠原以南の西武大西洋、東部インド洋にいます。「なんようさより」は本州中部以南のインド洋?太平洋の熱帯から温帯にいて、さよりのなかではわりとスマートじゃないボディの「ほしざより」は伊豆半島以南の日本海各地からインド洋?太平洋の温帯?熱帯に広くいます。
…と、途中から辞書丸写しみたいになりましたが、北の方を泳ぐやつはわりと体が締まっていて、あったかいところにいるやつは、比較するとぶよーんとふくれてて、いくらかゆるんでるように見えます。
厳しい環境にいると締まってきて、穏やかになれば身もゆるんでくるって感じでしょうか。
なんでも理由があるんですね。
4/14/2006
ゆでたまご
今日は食材に注目します。
だいたいの家の冷蔵庫に入っている、たまごに注目します。
ゆで卵のこつを紹介します。
茹でているとき、殻が割れて中味がでてしまうのを防ぐには、塩か酢をちょろっと入れるとよいです。
このふたつは、タンパク質を凝固させるから、割れ目から顔をだしたタンパク質である白身がとまってくれるんです。
こんな方法もあります。画びょうで殻に穴をあけてから茹でるやりかたです。包丁の角でコツンとあけてもOKです。
黄身が黒ずむのを防ぐには、古い卵を使わないで、茹ですぎに気をつけ、茹で上がったらすぐに冷水で冷ますことです。白身には硫黄が存在していて、それが過熱によって硫化水素に分解されて、黄身のほうへ移動していき、黄身の鉄と結びついて黒くなるので、硫化水素が発生しやすい古い卵をさけ、硫化水素を殻のほうへ移行させるために冷水にとります。
こういう仕組みを知るとおもしろいですよね。
これからは、こういうコツを集めて紹介することもやっていこうと思います。
だいたいの家の冷蔵庫に入っている、たまごに注目します。
ゆで卵のこつを紹介します。
茹でているとき、殻が割れて中味がでてしまうのを防ぐには、塩か酢をちょろっと入れるとよいです。
このふたつは、タンパク質を凝固させるから、割れ目から顔をだしたタンパク質である白身がとまってくれるんです。
こんな方法もあります。画びょうで殻に穴をあけてから茹でるやりかたです。包丁の角でコツンとあけてもOKです。
黄身が黒ずむのを防ぐには、古い卵を使わないで、茹ですぎに気をつけ、茹で上がったらすぐに冷水で冷ますことです。白身には硫黄が存在していて、それが過熱によって硫化水素に分解されて、黄身のほうへ移動していき、黄身の鉄と結びついて黒くなるので、硫化水素が発生しやすい古い卵をさけ、硫化水素を殻のほうへ移行させるために冷水にとります。
こういう仕組みを知るとおもしろいですよね。
これからは、こういうコツを集めて紹介することもやっていこうと思います。
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