4/14/2006

ゆでたまご

今日は食材に注目します。
だいたいの家の冷蔵庫に入っている、たまごに注目します。

ゆで卵のこつを紹介します。
茹でているとき、殻が割れて中味がでてしまうのを防ぐには、塩か酢をちょろっと入れるとよいです。
このふたつは、タンパク質を凝固させるから、割れ目から顔をだしたタンパク質である白身がとまってくれるんです。

こんな方法もあります。画びょうで殻に穴をあけてから茹でるやりかたです。包丁の角でコツンとあけてもOKです。

黄身が黒ずむのを防ぐには、古い卵を使わないで、茹ですぎに気をつけ、茹で上がったらすぐに冷水で冷ますことです。白身には硫黄が存在していて、それが過熱によって硫化水素に分解されて、黄身のほうへ移動していき、黄身の鉄と結びついて黒くなるので、硫化水素が発生しやすい古い卵をさけ、硫化水素を殻のほうへ移行させるために冷水にとります。

こういう仕組みを知るとおもしろいですよね。
これからは、こういうコツを集めて紹介することもやっていこうと思います。